三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は4月8日、クウェートの首都クウェート市でガスタービン複合発電システムを中心とした技術セミナーを開催しました。同国は、世界有数の石油生産高を背景に高い所得水準を誇る一方、脱石油依存と産業の多角化を最重要課題に掲げており、不可欠な電源供給を支えるためのガスタービン複合火力発電システムを求めています。これを受けて技術セミナーでは、同国の電力・水省(MEW:Ministry of Electricity and Water)をはじめ、近年増大する同国の電力需要への対応を前線で手掛けるIPP(独立発電事業者)やEPC(設計・調達・建設)関係者を招き、最新の高効率火力発電技術や先進水素技術および発電設備の運用を最適化する当社デジタルソリューション「MHPS-TOMONI®」などについて紹介しました。
同国の電力・水省(MEW)をはじめIPPやEPC関係者100人超が参集
最新技術を駆使したソリューション提案により、クウェートのエネルギー安定供給に貢献
会場となった同市内のホテルには、MEWのH.E. Mohammad Boshehri次官をはじめクウェート発電事業関係者100人超が参集しました。在日関係者を代表して、駐クウェート日本大使館から足木 孝(あしき・たかし)特命全権大使が臨席。当社を代表して副社長の六山 亮昌(むやま・あきまさ)が挨拶に立ちました。